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05 · 使う

復習する

出題の順番、4段階の採点の意味、1つ前へ・もう一周する・今日はここまで、進捗の読み方。

このページの中身

出題の順番

期限切れ(全部・上限なし) → 新規(1日 n 枚まで・既定 20)
  • 期限切れには上限を掛けません。 積み残しは減らさない限り消えないので、隠しても増えるだけです
  • 期限が同じカードは vault の並び順で決まります(起動のたびに順番が変わらないようにするため)
  • 同じセッションの中での再出題:採点したあとの間隔が20分以内なら、キューの末尾に戻します。「かんたん」で16日になったカードはその場では戻りません
  • スキップは採点ではありません。 学習ログには何も残らず、その日のうちは戻ってきません

セッションの再開

同じデッキ・同じ日でキューが残っているなら、アプリを開き直しても組み直しません。組み直すと採点回数も内訳も、「もう一度」で積み直したカードも消えてしまうためです。ただし、その間に期限が来たカードは末尾に足します。飛ばしたカードは戻しません(飛ばしたのは意図的な操作なので)。

1枚を回す

  1. 表面(問い)が出る。どこを叩いても裏返ります(Mac は SpaceEnter
  2. 裏面が出る。参照は展開済み、ヒントと補足も一緒に出ます
  3. 4段階で採点する(Mac は 14

各ボタンには次にいつ出るかが出ています。ただし、選ぶ基準は間隔ではありません。

4つの採点ボタン。もう一度1分・むずかしい6分・できた10分・かんたん8日、それぞれに 1〜4 のキー
画面既定の設定で新しいカードを初めて出したとき。4つとも別の色を持つので、読まずに押し分けられます。下の数字はキーボードのキーです。

採点の4段階

ボタン意味
もう一度出てこなかった
むずかしい時間はかかったが出た
できたすっと出た
かんたん考えるまでもなかった

思い出せたかどうかで選びます。 次に出るまでの日数で選ばないでください。間隔の好みで押すと、同じカードでも人によって意味が変わり、間隔の計算が当てになりません。

採点の回数が少ないうちは、画面にもこの意味が出ます。

採点の取り消し(iOS)

「答えを見る」と採点ボタンは同じ位置で入れ替わるので、片手だと押した勢いの2打目が誤爆します。そのためディスクへの書き込みを数秒だけ遅らせています。その間に「取り消す」を押せば、学習ログには何も書かれません。

  • 保留は常に1件だけです(次の採点が来たら、先に前のぶんを確定させます)
  • 猶予が切れる・画面を離れる・アプリが背景に落ちる、でも確定します
  • 「答えを見る」の直後0.3秒は採点を受け付けません
  • 書き込みに失敗したときは、採点そのものを無かったことにします(記録が無いのに画面だけ進む状態を作らないため)

セッション中の3つの操作

操作何が起きるか
1つ前へ直前に出したカードをもう一度出す(Mac は
もう一周する今日1回でも採点したカードを、期限を無視して積み直す
コピー復習中はカードのID だけ(全文ではありません)

1つ前へ

見える結果は「さっきの札がもう一度出る」で同じですが、中では2通りに分かれます。

  • まだ書き込みが保留中(数秒以内)=採点ごと取り消す。ログには何も残りません
  • もう書かれている=札だけ戻す。採点は取り消しません

書いた行を消さないのは、学習ログが追記専用であることが、複数の端末の衝突をただの和集合で解ける唯一の理由だからです。押し直せば新しい行が足され、同じ日に2回やった事実がそのまま残ります。

Mac と Android は採点を押した瞬間に書くので(数秒の猶予がありません)、常に後者になります。

もう一周する

出し切ると、次回が数日後に置かれたカードはその日もう出ません。試験前の詰め直しのようにもう一度回したい日のために、完了画面から今日ぶんを積み直せます。並びはその日に最初に出した順です。2周目の採点も普通に1行追記されるので、間隔の計算はその2件を両方見ます。

答えを入力して見比べる(ルーブリック)

カードに 🎯 の行(キーワードを , で並べたもの)があると、裏返す前に答えを入力する欄が出ます。

  • 既定は畳んであります。何も足さずに今までどおり回せます
  • 入力してから「答えを見る」を押すと、裏面と一緒にチェックリストが出ます(当たったキーワードに✓)
  • 入力しなくてもチェック無しの素のリストが出ます。見比べるだけでも「思い出せたつもりが漏れていた」に気づけます
  • 照合は部分一致・大小無視だけです。全角と半角の違いだけは吸収します(31条31条 は同じ)
  • 1項目の中に | を挟むと「どれか1つで可」になります(適正手続|デュープロセス
  • 照合の結果はどこにも保存しません。 スケジュールの入力はあくまで4段階の自己採点だけです
  • 「さがす」から開いたカードでは照合をせず、キーワードを一覧で出すだけです

ルーブリックは v1 の形のカードだけの機能です。v2 では 🎯 はただの本文で、面を切りません。

進捗と、終わり方

学習中は細い進捗バー、出し切ったあとは4段階の内訳を1本の横帯で出します。

進捗バーの分母は単調にしています。分子は一度でも出したカードの数、分母は見た枚数+再出題待ち+未出題です。「採点済み+残り」にすると「もう一度」を押すたびに分母が伸びて帯が押し戻され、正直に「もう一度」を押す人ほど進まないことになるためです。

終わり方は2つあります。

  • 出し切った:残りが無くなった。飛ばしたカードがあればそう出ます
  • 今日はここまで:自分で区切る。見出しに「(残り N 枚は次回に)」が付き、「もう少し続ける」で戻れます

期限切れは無制限に積まれるので、積み残しのある人は前者に構造的に到達できません。区切りが無いものは習慣にならないので、出口を1つ足してあります。

完了画面に出るのは3つだけです。今日押した回数4段階の内訳の帯次にカードが出る時刻。紙吹雪も XP もストリークもありません。続けること自体を報酬にすると、量を稼ぐために雑に押す動機ができるからです。増やしたいのは採点の回数ではなく、思い出せる状態です。

1回も採点していないときだけは、達成ではなく「該当なし」として出ます。

完了画面。今日の採点回数5、4段階の内訳を1本の帯で、次のカードは2日後、下に1つ前へ・キューを作り直す・もう一周・AIに共有のボタン
画面出し切ったあと。数字を4つ並べても比率は読めないので、内訳は1本の帯で出します。「今日やった N 枚をもう一周」と「このセッションをAIに共有」はここから。

そのほか

  • 触覚(iOS):採点に手応えを返します。「もう一度」は重く、進んだときは軽く、出し切ったら成功の合図。端末側で触覚を切っていれば OS が黙って無視します
  • 動き(iOS):裏面は下から差し込み、カードは不透明度だけで入れ替わります。Reduce Motion が入っていれば動かしません
  • 読み上げ(iOS):設定の「カードを読み上げる」をオンにすると、面が変わるたびに読み上げます。本文から言語を推定して声を選ぶので、英単語デッキも誤読しにくくなっています。既定はオフです
  • キーボード:採点は 14、裏返すのは Space / Enter、スキップは s、1つ前へは (iPad の Split View と Mac で効きます)

このページは Anchor Cards の公開版の仕様書です。アプリの挙動と食い違いを見つけたらお問い合わせからお知らせください。