出題の順番
期限切れ(全部・上限なし) → 新規(1日 n 枚まで・既定 20)
- 期限切れには上限を掛けません。 積み残しは減らさない限り消えないので、隠しても増えるだけです
- 期限が同じカードは vault の並び順で決まります(起動のたびに順番が変わらないようにするため)
- 同じセッションの中での再出題:採点したあとの間隔が20分以内なら、キューの末尾に戻します。「かんたん」で16日になったカードはその場では戻りません
- スキップは採点ではありません。 学習ログには何も残らず、その日のうちは戻ってきません
セッションの再開
同じデッキ・同じ日でキューが残っているなら、アプリを開き直しても組み直しません。組み直すと採点回数も内訳も、「もう一度」で積み直したカードも消えてしまうためです。ただし、その間に期限が来たカードは末尾に足します。飛ばしたカードは戻しません(飛ばしたのは意図的な操作なので)。
1枚を回す
- 表面(問い)が出る。どこを叩いても裏返ります(Mac は
SpaceかEnter) - 裏面が出る。参照は展開済み、ヒントと補足も一緒に出ます
- 4段階で採点する(Mac は
1〜4)
各ボタンには次にいつ出るかが出ています。ただし、選ぶ基準は間隔ではありません。
採点の4段階
| ボタン | 意味 |
|---|---|
| もう一度 | 出てこなかった |
| むずかしい | 時間はかかったが出た |
| できた | すっと出た |
| かんたん | 考えるまでもなかった |
思い出せたかどうかで選びます。 次に出るまでの日数で選ばないでください。間隔の好みで押すと、同じカードでも人によって意味が変わり、間隔の計算が当てになりません。
採点の回数が少ないうちは、画面にもこの意味が出ます。
採点の取り消し(iOS)
「答えを見る」と採点ボタンは同じ位置で入れ替わるので、片手だと押した勢いの2打目が誤爆します。そのためディスクへの書き込みを数秒だけ遅らせています。その間に「取り消す」を押せば、学習ログには何も書かれません。
- 保留は常に1件だけです(次の採点が来たら、先に前のぶんを確定させます)
- 猶予が切れる・画面を離れる・アプリが背景に落ちる、でも確定します
- 「答えを見る」の直後0.3秒は採点を受け付けません
- 書き込みに失敗したときは、採点そのものを無かったことにします(記録が無いのに画面だけ進む状態を作らないため)
セッション中の3つの操作
| 操作 | 何が起きるか |
|---|---|
| 1つ前へ | 直前に出したカードをもう一度出す(Mac は ⌫) |
| もう一周する | 今日1回でも採点したカードを、期限を無視して積み直す |
| コピー | 復習中はカードのID だけ(全文ではありません) |
1つ前へ
見える結果は「さっきの札がもう一度出る」で同じですが、中では2通りに分かれます。
- まだ書き込みが保留中(数秒以内)=採点ごと取り消す。ログには何も残りません
- もう書かれている=札だけ戻す。採点は取り消しません
書いた行を消さないのは、学習ログが追記専用であることが、複数の端末の衝突をただの和集合で解ける唯一の理由だからです。押し直せば新しい行が足され、同じ日に2回やった事実がそのまま残ります。
Mac と Android は採点を押した瞬間に書くので(数秒の猶予がありません)、常に後者になります。
もう一周する
出し切ると、次回が数日後に置かれたカードはその日もう出ません。試験前の詰め直しのようにもう一度回したい日のために、完了画面から今日ぶんを積み直せます。並びはその日に最初に出した順です。2周目の採点も普通に1行追記されるので、間隔の計算はその2件を両方見ます。
答えを入力して見比べる(ルーブリック)
カードに 🎯 の行(キーワードを 、 か , で並べたもの)があると、裏返す前に答えを入力する欄が出ます。
- 既定は畳んであります。何も足さずに今までどおり回せます
- 入力してから「答えを見る」を押すと、裏面と一緒にチェックリストが出ます(当たったキーワードに✓)
- 入力しなくてもチェック無しの素のリストが出ます。見比べるだけでも「思い出せたつもりが漏れていた」に気づけます
- 照合は部分一致・大小無視だけです。全角と半角の違いだけは吸収します(
31条と31条は同じ) - 1項目の中に
|を挟むと「どれか1つで可」になります(適正手続|デュープロセス) - 照合の結果はどこにも保存しません。 スケジュールの入力はあくまで4段階の自己採点だけです
- 「さがす」から開いたカードでは照合をせず、キーワードを一覧で出すだけです
ルーブリックは v1 の形のカードだけの機能です。v2 では
🎯はただの本文で、面を切りません。
進捗と、終わり方
学習中は細い進捗バー、出し切ったあとは4段階の内訳を1本の横帯で出します。
進捗バーの分母は単調にしています。分子は一度でも出したカードの数、分母は見た枚数+再出題待ち+未出題です。「採点済み+残り」にすると「もう一度」を押すたびに分母が伸びて帯が押し戻され、正直に「もう一度」を押す人ほど進まないことになるためです。
終わり方は2つあります。
- 出し切った:残りが無くなった。飛ばしたカードがあればそう出ます
- 今日はここまで:自分で区切る。見出しに「(残り N 枚は次回に)」が付き、「もう少し続ける」で戻れます
期限切れは無制限に積まれるので、積み残しのある人は前者に構造的に到達できません。区切りが無いものは習慣にならないので、出口を1つ足してあります。
完了画面に出るのは3つだけです。今日押した回数・4段階の内訳の帯・次にカードが出る時刻。紙吹雪も XP もストリークもありません。続けること自体を報酬にすると、量を稼ぐために雑に押す動機ができるからです。増やしたいのは採点の回数ではなく、思い出せる状態です。
1回も採点していないときだけは、達成ではなく「該当なし」として出ます。
そのほか
- 触覚(iOS):採点に手応えを返します。「もう一度」は重く、進んだときは軽く、出し切ったら成功の合図。端末側で触覚を切っていれば OS が黙って無視します
- 動き(iOS):裏面は下から差し込み、カードは不透明度だけで入れ替わります。Reduce Motion が入っていれば動かしません
- 読み上げ(iOS):設定の「カードを読み上げる」をオンにすると、面が変わるたびに読み上げます。本文から言語を推定して声を選ぶので、英単語デッキも誤読しにくくなっています。既定はオフです
- キーボード:採点は
1〜4、裏返すのはSpace/Enter、スキップはs、1つ前へは⌫(iPad の Split View と Mac で効きます)